3月19日から始まった「ひろしまはなのわ2020」ですが、新型コロナウィルス感染拡大によって、イベントなどは全て中止に。

その後、広島県内にも外出自粛要請が出され、緊急事態宣言も全国にも広がってしまったため、ますますお出掛けされることが難しくなってしまいました。

広島市民球場跡地のメイン会場での展示は5月24日(日)までなので、感染が収まらなければ多くの人に見ていただくことは難しそうです。全国の都市をめぐる緑化フェアなので、単純に考えれば次に広島で開催されるのは47年後

花々を一本一本植えて手入れされてきた方々の気持ちを思うと本当に無念なことと思います。

緊急事態宣言が出される前に写真を撮りに行っていましたので、せめてWEB上でより多くの方に見ていただき、お花に癒やされてほしいとの思いで、「食べたい」ものではないですが、ご紹介しますね。

メルパルク広島交差点前メインゲートの花文字。入口ではスプレーによる消毒にも対応くださっていました。

会場はぐるりと「はなのわ」花壇に取り囲まれています。芝生は入場禁止でしたが、ところどころに花に近づけるフォトスポットを設けられていました。赤から青へグラデーション状に変わっていく花々が本当に見ていて飽きませんでした。

会場内には見どころがいろいろありました。こちらは、県内の農業高校の生徒さんによるフラワーハンギングのコーナー。

広島の風景ゾーン。こちらは「やまの景」のイザナミノミコト。『古事記』にはイザナミノミコトを「比婆山御陵」に葬ったと記されており、庄原の熊野神社から比婆山連峰を経て比婆山御陵へと向かうエリアは神話に由来するパワースポットでもあるのです。女神をイメージした壮大なコーナーになっていました。

もう一つの「やまの景」は、広島を代表する東西の渓谷、三段峡帝釈峡の雄橋をイメージしたコーナー。水と岩と花を使った演出が美しいです。

さとの景」では安芸太田町井仁の棚田北広島町壬生の花田植をイメージしたコーナー。壬生の花田植も今年は中止になってしまったので、代わりに多くの方に見ていただきたかったですね。

まちの景」には、カープ原爆ドーム。「うみの景」では宮島の大鳥居鞆の鯛網などを花を用いて演出。

宮島の大鳥居のそばにある円形のコーナーは何かなと思ったら、マツダスタジアムで昨シーズン使われていたピッチャープレートでした。それを旧市民球場のピッチャーマウンドと同じ位置に復元したのだそうです。広島市民の思い出をくすぐる粋な演出ですね。

楽しかったのは、各市町のお祭りを演出した「ひろしまお祭りガーデン」。各自治体の個性とこだわりと見どころ、広島県の地域性の豊かさが感じられます。

個人的には呉氏呉市がかなり気になりました。雨が降ったら物悲しい感じになるのではと思いつつも…(笑)。

さらに県外の自治体様の特色をPRされた「にっぽんピースガーデン」に続きます。こうして参加してくださった自治体様も、今は一緒に感染症と闘っておられると思うと感謝と勇気がわいてきます。

未来に向けた思い出年表」のコーナーには、原爆投下からの広島の復興の歩みの記録と、未来に向けた思いが2045年まで続きます。来場者の未来への思いを残していけるようになっていたので、新型コロナの終息を願ってまいりました。

関わった大勢の方の思いと手がかけられた、こんなにも美しく素敵なイベントが多くの人の目に触れないまま終了してしまうことが、本当に悲しく悔しいです。

家族や友人と自由に出かけられて、素敵なものを見て、美味しいものを食べて笑い合う。そんな当たり前だった素晴らしい毎日が一日も早く戻りますように…。

 


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