令和元年もいよいよ年の瀬になってまいりました。

役職の方や営業関係の方などは、11月末から忘年会続きでそろそろお疲れという方もいらっしゃるでしょうか。

会社に入れば新年会に始まり、春には歓送迎会、夏には納涼会、そして年の瀬には忘年会への参加が避けて通れないものと思っていましたが、時代が変われば慣習や考え方も変わってくるもの。

今年の年末に話題になっているのが「忘年会スルー」。

これは、若い世代を中心とした、忘年会に「行かない」「行きたくない」人たちの思いや行動を指したもの。

そこには「会社の飲み会はめんどくさい」「お金を出すのなら一緒に行って、楽しい人たちと飲んだ方が良い」「気を遣う時間があったらゆっくりしたい」という本音があるようです。

こうした思いについては誰もが全く共感できない訳ではないはず。

つきあいで気の進まない会に参加て楽しめなかったとか、よりによって上司が隣になってしまって気を使い年忘れどころかかえってストレスがたまったとか、酔った席での無礼講とはいえ酒に流せないような不愉快な思いをしたとか、せっかく高い会費を払ったのに全然楽しめなかったとか、そんな経験は誰でも一度や二度はあるでしょう。

だから、どうせお金と時間を使うなら、好きな人たちと楽しい時間を過ごしたいという思いはごもっとも。

けれども、普段話す機会のなかった人とコミュニケーションが取れたり、怖いと思っていた人の意外な一面が見えたり、酔った勢いで思わぬ良い本音が聞けたり、普段の仕事だけでは得られない体験ができるのも、そうした席ならでは。

社会人となったからには、年に一度の忘年会くらいお付き合いして、そうした雰囲気を体験しておくのも無駄にはならないんじゃないかなぁと思うのは、まだまだ古いタイプの社会人だからでしょうか。

 

そんな話から、話題は新しい世代が入社してきて戸惑ったことに。

そうした懇親の席で隣になったので今まで話したことのなかった若い子に話しかけたら、思わず「はい?」と大声を上げて聞き返そうかと思うほど小さい声でしか答えてもらえなかったとか。

しかも「仕事は楽しい?」と聞いたら「別に…」と返ってきて、「エリカさま?」と一瞬頭が真っ白になったとか。

会社の電話に出た声が、ボリュームのスイッチを探そうと思ったくらい小さかったとか。

そんな体験談が飛び出しながらも納得したのは、最近の若い子たちはネットスマホ世代であること。

コミュニケーションはSNSなどの文字で交わすことが中心で、ましてや家の固定電話などに出る機会もほとんどなし。

携帯電話がなかった時代に、友だちの家に電話したらお父さんやお母さんが出てきて「○○ですけど、□□ちゃんいますか」とドキドキしながら取り次いでもらった経験も、家の電話に出て「母は今出かけています」などと答えた経験がない訳です。

だから、対面の会話や固定電話の取次に不慣れなのは仕方がないかもしれない、でもそれでは社会人としてこれから困るだろうと思いきや、そうでもないかもしれない時代がそこまで来ている…と、ついM-1ファイナリストのぺこぱさん風に。

 

実際に今、トータテハウジングの新しいオフィスでは一部を除いて固定電話を廃止。

自分の仕事に関係のない電話で時間を削られないというのは、職場の効率化、働き方改革の一つにつながっています。

また作業の打ち合わせなどもスマホやタブレットのグループトークなどを使ってされることが多いとか。

その方が、文字として残るので口頭で聞いてメモをするより確実。しかも記録として残り、後に確認が必要となった時の資料にもなるのです。

 

年末年始のもう一つの風物詩、年賀状を若い世代が送らなくなった、その代わりあけおめメールのサーバー負荷がすごい、というのはもう何年も前から言われていた話。

でも先日はついにアラフィフ世代でも個人的な友人から「年賀状をやめようと思う。それより話が聞きたくなったらいつでもLINEする」とLINEが届いたり…。

個人でお中元お歳暮を贈る人も少なくなっているし、なんなら大掃除もしない、という人も。

 

とはいえそういう人たちも、お節料理は買ったり、初詣には行ったりするもの。

だいたい昔からの慣習には、本来の意味は忘れられ形だけが残ったものも多いものです。

時代に合わせて変化しても、人と交流する感謝する、といった根本が失われなければ良いのかもしれません。

戦前・戦中・戦後の激動を体験した昭和、ITという全く新しい技術革命を受け入れていった平成が過ぎ、令和がどんな位置づけの時代になるのか。

その記念すべき最初の年明けを、楽しみながら受け入れる心を忘れず、迎え入れたいものです。

皆様、よいお年を。

 


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