前回に引き続き、熊野筆SHAQUDA様のご紹介。

いよいよ、丸山さんに製造現場をご案内していただけることになりました。

最初に見せていただいたのが、整毛・選毛の工程。

海外から入荷する動物毛や人工毛を、丁寧にクシをかけ、均等に揃えます。 用途に応じて、異なる種類の毛のブレンドもします。このブレンドが筆を知り尽くしたプロならではの知識と技術を要するそうです。

〈繊細な山羊の毛束の毛先。この日は山羊と人工毛の毛先の触り比べもさせていただきました〉

続いては〝コマ〟を作る作業場です。熊野筆の技術は、毛先をカットして整えるのではなく、必要な形状に毛先を整えるところにあります。その毛先を形造るのがコマです。

毛束のサイズに応じて、円柱型のコマの内部に毛先の形状の穴を彫り込んでいきます。熟練の職人さんが掘る旋盤の機械と、CADデータから自動切削する3D切削機。技術と勘を駆使する昔ながらの手動機械現在のデジタル技術を必要に応じて使い分けたり組み合わせたりして、多様な「穂先」ニーズに対応しています。

〈オーダーごとに木材から自作。アイテムの数だけコマが存在します〉

続いて案内されたのが、熊野筆の心臓部、山出しの工程の部屋です。

コマに入れて毛先を形作り、束ねていくのですが、その前に行っているのが逆毛取り

納品された毛束には、毛先が逆を向いたものも混じっており、そのままでは肌当たりの悪いものになります。そこで半差し(小刀)で、逆毛やすれ毛を取り除いていきます。

この技術がまさに熟練の技。広げた毛束の上をささっとなでるような手付きで、みるみる逆毛を取り除いていきます。早くて正確で他の毛先を傷めない。品質を左右する最も重要な工程で、ここだけは経験を積んだ人にしか任せられないそうですよ。

〈左端が逆毛取りをしているところ、手が早すぎてブレてしまいます。それを毛先が下になるようにコマに詰めて、振動機にかけて毛先をコマの形状に落としきって、根本をくるくるっと束ねます。美しく正確で手早い作業〉

最後のお部屋が最終工程穂首と金具を付け、さらに軸を付けて検品します。写真でもわかるように、圧倒的に女性が多いのです。熊野筆は伝統的に、女性の内職仕事が多く、その流れが今も引き継がれています。瑞穂の職人さんは年齢層がも20代から70代と幅広く、ベテランの技術が着実に若い世代に受け継がれているのも素晴らしいことです。

見せていただくと、お一人お一人が全く違うアイテムのいろいろな工程を担っていらっしゃいました。それらも細かく分業の指示をしなくても、品物と必要数と納期を伝えておけば、皆さんで情報共有しながら進めてくださるそうで、まさに女性のコミュニケーション能力と気配り目配りが、この多品種・高品質の生産を支えています。

SUVÉ」のボディブラシを仕上げていらっしゃる方がいました。毛束を一つひとつ本体の穴に特殊な接着剤で固定していき、6つ付け終えたら肉球のような可愛いブラシの完成です。

現場を拝見し、本当にブラシ一本一本に細やかな配慮と手仕事が行き届いていることがわかりました。

こうして生まれた世界に誇るブラシブランド「SHAQUDA」。

下記[ TO ] Life Storeで、ぜひその穂先に触れて、心地良さを実感してみてください。

 


有限会社 瑞穂

広島県安芸郡熊野町萩原2-7-35

TEL  (082)-854-0432

SHAQUDAホームページ

http://www.mizuho-brush.com/business/shaquda/

 

HIROSHIMA GOOD THINGS ホームページ

https://h-goodthings.jp

 

[ TO ] Life Store

そごう広島店 新館 5階

広島市中区基町6-27

10:00〜20:00


 


クイズに答えて、クオカードをもらっちゃおう。

今月のマガジンの中からクイズが出題されています。

早速チェックして答えを送ってください!

トータテマガジンクイズに答えて、クオカードをもらっちゃおう!回答はこちらから!

ちなみに先月のクイズの答え、

トータテハウジングの新しいオフィスの名前は「to」umでした!

正解および当選された皆様には、クオカードを送らせていただきました。おめでとうございます!